未就学児時代から始まる女子特有の世界

認定こども園年長の長女が先日、クラスの子に一緒に遊ぼうと声を掛けたら、「○○ちゃん(別の子)と遊ぶ約束してるから」と断られたと、悲しい顔で言ってきた。

 

私は、女子特有のあの感じを思い出して心底怒りが込み上げてきてしまった。

「遊ぶ約束」ってなんだよ と。放課後家にいく約束をしていたとか、2人じゃないとできないボードゲームをするとかならわかるけど、同じクラス内の自由遊び時間の話である。

 

長女側の原因も考えたが、友人間でトラブルを起こすようなことは担任から聞いたことはないし、断った女児はただの悪気のない一言を放っただけのように思えた。

でもその悪気のない一言を言われた方はなんともいえない悲しい気持ちになる。

遊ぶ人数が2人から3人になったところで、その断った相手を悲しい気持ちにさせること以上になんの不利益があるのだろうか。

(それでも2人きりの方が楽しいし…)と内心思うこともまぁあるだろうが、その気持ちを一旦心の内に留めておいて、仲間に入れてやれよ と。

そう私は怒っていたが、普通の6歳児にその配慮を求めるのは難しいんだろう。

というか、こんなことはまだまだ序の口で、小学生になったらもっと辛辣なやりとりがでてくるだろうし、友人関係も傷つけ傷つけられの連続なんだろうと想像すると、過去の自分の経験を思い出して具合が悪くなってきた。

 

自分が子供の頃も、上記の例でいうと断られる側を経験したことはあるが、断る側をした記憶があまりない(というか誘いを断るという行為はクラス内で人気の子にだけよく発生する…?)。

仲間にいれてもらえない経験をすると、それがどれほど残酷で悲しいことか理解するので、同じことを相手にできなかったんだと思う(してたらごめんなさい)。

だから自分の子供にも、自分がされて悲しかったことは相手にもしないでねってことを伝えていこうと思う。そして、言われた相手が悲しむことを想像できずに発言する人たちも沢山いて、傷つくこともあると思うけど、自分はその人達のようにならないでねと。

私自身が子供時代をうまく生きてこられなかったのに、こんなアドバイスをしていいのか、していい立場なのか、これでいいのか、わからないし不安なんだけど。

女子の世界って本当に面倒くさいな・・・。